福岡信金、中小企業家同友会と勉強会 相互理解深め連携強化
2024.02.08 19:44福岡信用金庫(福岡市、安部文仁理事長)は2月8日、本店で福岡県中小企業家同友会と懇談会を開催した。同信金支店長や企業家同友会の会員など60人が参加。互いの取り組みを共有し、理解を深めた。
同会と同信金との個別開催は初めて。顔が見える関係を重視し、地区ごと12チームに班分けした。今回は、講演会とグループワークの2部構成。講演は、信金中央金庫地域・中小企業研究所の品田雄志主任研究員が「コロナ後の福岡の金融情勢や景気動向など」をテーマに講演。品田主任研究員は、「人材不足により、労働力も低下している。生産設備の増強や社内の生産効率を上げて補うことが必要」と強調した。
その他、同信金業務部の下川幹生部長とe-FltsLabの樅山英宗代表取締役が取り組み事例などを紹介。グループワークでは、支援施策や経営の悩みなどを共有した。
参加した丸屋(福岡県)の家迫崇史代表取締役社長は、「このような顔の見える関係を作ることが出来る機会を増やしていきたい」と話した。安部理事長は、「グループワークを通して良い繋がりができることを期待する」と語った。