TKC三重、事業者支援の情報交換会　金融機関ら39人参加

TKC中部会三重県支部は2月5日、認定支援機関情報交換会を津商工会議所で開催した。

三重県内の金融機関や信用保証協会、税理士などが情報共有することで事業者支援の取り組みを促進することが目的。

情報交換会には計39人が参加。ディスカッションパートでは六つのグループで意見交換。各グループで金融機関や税理士などさまざまなメンバーが、融資の返済状況や事業者支援、経営者保証の徴求といったテーマで意見を交わした。

このほか、東海財務局津財務事務所は、事業者支援に関する重点ヒアリングの結果や金融庁の監督指針改正案を共有。三重県中小企業活性化協議会は、窓口相談件数の推移や再生支援の事例を報告。早期相談やガバナンス整備を事業者に働きかける必要性も伝えた。

TKC三重県統括支部の平井基也統括支部長は、「中小企業支援のため、今日の場をきっかけに金融機関との連携をより一層進めたい」と会を締めくくった。