九州財務局・福岡財務支局、“回復途上”で一致 九州地区の景況感

2024.02.01 13:05
調査・統計
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

九州財務局と福岡財務支局は2月1日、2024年1月期の「管内経済情勢報告」をそれぞれ発表した。九州南部を管轄する九州財務局は総括判断を「回復しつつある」、北部を担当する福岡財務支局では「緩やかに回復しつつある」とし、いずれも23年10月期の前回判断を据え置いた。


個人消費や雇用情勢などで構成する個別項目についても、両局とも1項目を除いて据え置き。九州財務局では住宅建設を「持ち直しに向けた動きが続いている」から「貸家などで前年を上回っているものの、全体では弱含んでいる」に引き下げ。福岡財務支局では23年度の企業収益を「減益見込み」から「増益見込み」に上方修正した。ただどちらの変更も、回復途上のトレンドに大きな変化はないとみている。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

九州財務局、事業者支援テーマに意見交換会 信金・信組トップ参加
管内の信金・信組の理事長が集まった(1月25日、熊本地方合同庁舎)
九州財務局、10~12月の法人景気  3期連続「上昇」超に
会見する長野経済調査課長(12月11日、熊本地方合同庁舎)
九州財務局、海外進出セミナー開く 支援策とリスク説明
九州財務局、DX機運向上へフォーラム 先進的施策や事例紹介

関連キーワード

調査・統計

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)