九州財務局・福岡財務支局、“回復途上”で一致 九州地区の景況感
2024.02.01 13:05九州財務局と福岡財務支局は2月1日、2024年1月期の「管内経済情勢報告」をそれぞれ発表した。九州南部を管轄する九州財務局は総括判断を「回復しつつある」、北部を担当する福岡財務支局では「緩やかに回復しつつある」とし、いずれも23年10月期の前回判断を据え置いた。
個人消費や雇用情勢などで構成する個別項目についても、両局とも1項目を除いて据え置き。九州財務局では住宅建設を「持ち直しに向けた動きが続いている」から「貸家などで前年を上回っているものの、全体では弱含んでいる」に引き下げ。福岡財務支局では23年度の企業収益を「減益見込み」から「増益見込み」に上方修正した。ただどちらの変更も、回復途上のトレンドに大きな変化はないとみている。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「生活基盤プラットフォーム」正式決定 25年2月から開始 住所変更など
- ひろぎんHD、サイバー攻撃対策を事業化 金融系初の体験型施設
- 信金、公金預金戦略が岐路 入札金利上昇で撤退も
- 金融庁、マネロン検査継続 基本的な態勢整備徹底へ
- SBIHD、酒造会社の投資で地銀と連携 ファンド規模1000億円を視野に
- デジタルキャンプ、初の女性コンサル研修 グループワークで「リアルな声」
- 百十四銀と伊予銀、ウェルビーイング取り組む意義は? 女性人事部長同士で対談
- 肥後銀、CO2排出量算定システムを2000先が利用 地域金融機関に推進へ算定・開示対応も
- 東栄信金と足立成和信金、新金庫名は「したまち信用金庫」
- 【都市対抗】明治安田、前回準Vヤマハにコールド勝ち 終盤に打線爆発