九州財務局・福岡財務支局、“回復途上”で一致 九州地区の景況感

2024.02.01 13:05
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九州財務局と福岡財務支局は2月1日、2024年1月期の「管内経済情勢報告」をそれぞれ発表した。九州南部を管轄する九州財務局は総括判断を「回復しつつある」、北部を担当する福岡財務支局では「緩やかに回復しつつある」とし、いずれも23年10月期の前回判断を据え置いた。


個人消費や雇用情勢などで構成する個別項目についても、両局とも1項目を除いて据え置き。九州財務局では住宅建設を「持ち直しに向けた動きが続いている」から「貸家などで前年を上回っているものの、全体では弱含んでいる」に引き下げ。福岡財務支局では23年度の企業収益を「減益見込み」から「増益見込み」に上方修正した。ただどちらの変更も、回復途上のトレンドに大きな変化はないとみている。

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