T&DHD、新社長に森山専務 グループ設立20周年の節目で
2024.01.31 18:25
T&Dホールディングス(HD)は1月31日、新社長に森山昌彦代表取締役専務執行役員(58)をあてる人事を公表した。2021年策定の「グループ長期ビジョン」(5カ年)が堅調に推移し、「設立20周年を迎える節目のタイミングでバトンを渡す」。就任は4月1日付。上原弘久社長(62)は代表権のある会長に就く。
新たなトップに森山氏を推した理由として上原氏は、「グループ目線でものごとを判断できる人物」を挙げた。森山氏は、「25年までの長期ビジョンを着実に達成する。従来以上にグループ一体経営を推し進め、コアの国内生保事業の成長促進と海外でのクローズドブック事業を通じた安定収益源の確保を目指す」と抱負を語った。
森山昌彦氏(もりやま・まさひこ) 大阪府出身、58歳。89年関西学院大卒、大同生命保険入社、契約、TKC事業、企画各部長、16年4月執行役員、19年4月常務執行役員、同年6月取締役常務執行役員、22年4月非常勤取締役、同月T&DHD専務執行役員兼任、同年6月取締役専務執行役員、23年6月現職。
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