大分県信組、宇佐国東半島の魅力発信 観光フォーラム初開催
2024.01.30 19:25
大分県信用組合(大分県、吉野一彦理事長)は1月30日、大分市内で「宇佐国東半島および阿蘇・高千穂の魅力公開フォーラム」を開催した。宇佐国東半島観光・地域振興広域連携プロジェクトの取り組み。同地域を含めた広域観光の魅力発信に向け、会員企業の社員など190人に情報提供した。
同プロジェクトは2019年1月に発足。同信組が事務局を務め、自治体や団体、企業などが連携し、大分県北東部の宇佐国東半島や熊本県阿蘇市、宮崎県高千穂町の魅力を国内外に発信。交流人口の増加や交流時間の拡大、経済効果の創出につなげる。
会員の9自治体のPR動画を放映後、由布市まちづくり観光局の桑野和泉代表理事が「ポストコロナ時代の新しい観光振興について」をテーマに基調講演。観光は地域活性化に有効な点、日本の観光地の魅力を世界に発信する必要性を訴えた。
その後、吉野理事長のほか、宇佐市の是永修治市長、国東市の松井督治市長、阿蘇市の佐藤義興市長、高千穂町の甲斐宗之町長で県境を超えた4市町長が観光戦略についてパネルディスカッションした。
吉野理事長は「大分県は年に1万人の人口が減少していて、定住人口を増やすのは難しい。大分県の方々がこの地域のポテンシャルや観光資源を磨きあげ、交流人口を増やしていくことが大切」と挨拶した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域銀7行が先行導入 マネロン機構のAIスコア
- 金融5団体と商工中金、適正な競争へ新枠組み 過去の民業圧迫踏まえ
- 春の叙勲 金融界から24人
- 地域銀・信金、取引先の経費削減支援 コンサル会社と連携拡大
- 京都信金、職員向け「京信大学」200回 講座受講者、延べ4000人超
- 十八親和銀、投信客への架電デスク新設 7万先にアプローチ
- Techで変える(2)宮崎銀、融資稟議書作成を自動化 業務時間は95%削減
- 大手損保、地銀の窓販デジタル化 火災保険、満期急増で
- 日銀、政策金利を据え置き トランプ関税で海外経済減速見通し
- SMBC日興証券、25年3月期純利益727億円 純営業収益はSMBC入り後過去最高