阿波銀、取引先同士のSDGsゼミ 計画策定と仲間探し
2021.10.13 15:07
阿波銀行は10月12日、徳島市でSDGs(持続可能な開発目標)実践ゼミのパートナーシップ交流会を開催した。取引先企業の計画策定と複数社による連携事業を後押しするのが狙い。自動車販売業や発電機メーカーなど11社の経営者や担当者が参加した。
同ゼミは4月開講の全5回。1、2回はセミナー形式でSDGsの理解を深めた。3、4回はグループワークなどで協力しながら計画を策定した。同日は最終回にあたり、各社の代表者が自社の計画と他社との連携プランを発表。その後、関心のある事業者同士が提供できるリソースや解決すべき課題などについて話し合った。
川真田亜弥子SDGs推進室長は、「ゼミでできたつながりを今後のビジネスチャンスにつなげ、計画の実現性を高めてほしい」と期待。参加した経営者は「達成に向けて業務連携や新会社の設立も検討する」と話した。