【お知らせ】三井住友FGと広島市信組に23年度「ニッキン賞」

2024.02.02 04:30
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2023年度の「ニッキン賞」は、三井住友フィナンシャルグループ(FG)と広島市信用組合に決定しました。それぞれ賞牌と副賞(50万円)を贈ります。同賞は、1975年に弊社設立20周年を記念して設けた「ニッキン基金」から金融界や社会の発展に広く貢献した行為を顕彰するもので、今年で47回目となります。


総合金融サービス「Olive」開発、三井住友FG

三井住友FGは23年3月、スマートフォンを使った総合金融サービス「Olive(オリーブ)」を開発し、デジタル世代の若年層を中心に利用者を増やしている。契約は既に約170万件に達し、店舗がない地域からの申し込みも目立つ。取引の起点をスマホに変え、店舗は補助という役割分担を明確にし、チャネル改革にも着手した。銀行界の殻を破る革新的なサービスは高く評価される。


現場重視で20期連続増収、広島市信組

広島市信組は預金と融資に特化したビジネスモデルを徹底的に追求し、23年3月期で20期連続増収を成し遂げた。24年3月期も増収の見通し。役職員全員で現場重視の訪問営業に力を入れて顧客と向き合い、課題解決と成長をサポートしている。さらに、バルクセールによるオフバランス化を徹底し、不良債権比率を1%台に低下させるなど健全経営も堅持している意義は大きい。


ニッキン賞規定 金融機関が国民大衆とともに発展していくため、金融機能の開発、経営合理化などへの貢献、社会貢献活動、行職員の称賛に値する善行などを顕彰し奨励することを目的とする。

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