第一生命、「サラ川」100句決まる 「物価」や「アレ」など表現

2024.01.25 16:27
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発表式では約6万7000句のなかから優秀100句が披露された(1月25日、日比谷本社)
発表式で優秀100句が披露された(1月25日、日比谷本社)

第一生命保険は1月25日、日比谷本社で通算37回目となる「サラっと一句!わたしの川柳コンクール(サラ川)」(旧称「サラリーマン川柳コンクール」)の優秀100句の発表式を開催した。


サラ川の応募総数は6万6949句。今回の作品の特徴は前回に続いての物価高に加え、人工知能(AI)やチャットGPTなど最新技術、野球界では優勝を「アレ」と表現した阪神タイガースや、メジャーリーグで活躍した大谷翔平選手の二刀流と絡めた作品が多かった。


一方、コロナに関する句が減少し、コロナによる影響が薄れるなか、思ったほど以前に戻らないといった戸惑いをユーモア交えて詠んだ作品が多かった。


生涯設計教育部の担当者によると「定番の健康ネタや家族、夫婦、上司・部下の〝あるある〟を面白おかしく表現した作品は顕在。今年も思わずクスっと笑ってしまう共感できる句がそろった」という。


同日~3月18日に、ベスト10を決める投票を実施。投票者から総計700人に抽選で米沢牛などをプレゼントする。ベスト10は24年5月下旬に発表を予定している。


さらに、全国25団体の自治体や警察関係者と川柳で地元を盛り上げる「地元サラ川(ジモサラ)」の入選作品を発表。「ジモサラ」は各都道府県の名産や詐欺被害撲滅、SDGsなどをテーマに各都道府県から5万7541句が集まった。

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