静清信金、阪大の石黒教授招き新春講演会
2024.01.23 18:25
静清信用金庫(静岡市、佐藤徳則理事長)は1月23日、大阪大学基礎工学研究科の石黒浩教授を講師に招き、静岡市内のホテルで新春講演会を開催した。取引先企業で構成する「せいしんビジネスクラブ」から約200人が参加した。
石黒教授は「人間とロボットが共生する未来社会」をテーマに講演。20年前は家電などの機械が話すことに抵抗感が大きかったが、「現代では受け入れられ、人間らしさが求められている」と強調。さらにいつでも、どこでも、繋がる“アバター”を活用した「アバター共生社会」になると持論を展開。「都道府県や国、障害の有無に関わらず、教育、労働などさまざまな側面から活用されていく」と解説した。
冒頭で佐藤理事長は「参加している会員企業のデジタル化に向けた取り組みの参考になれば」と述べた。
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