酒井順子さんの随筆「裏が、幸せ。」は切り口がユニークだ。かつて“裏日本”と呼ばれた日本海沿岸を旅するうち、独特の文化や光景にひかれていく。「控えめだが、大切なものがひっそりと隠されている地」。そんな「裏」の魅力を描く▼冒頭に登場するのが輪島塗の漆器。「まるで生き物のように料理と人の間を、ごく自然に橋渡しします」。植物からとれる塗料を施した...
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