宮崎県信保協、伴走支援保証を周知 終了迫り7000先にDM
2024.01.10 17:50
宮崎県信用保証協会(横山浩文会長)は、伴走支援型特別保証制度の取り扱いが2024年3月末で終了することを見据え、新型コロナウイルス感染症対応資金を利用する約7000先に対してダイレクトメール(DM)を送付し、改めて制度を周知する。発送は1月下旬めど。
23年12月には、同協会の役員らが県内金融機関を訪問するなどして、再度の声掛けと利用者の掘り起こしを要請した。
24年3月末の受付終了後、コロナ資金の借り換えは、国の新制度が打ち出されない限りは条件変更での対応となり保証料負担が発生する。同協会が、制度終了を前にDMなどを使った情報発信を行うのは珍しく、「後で後悔させることのないよう努める」としている。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%