大手行は、国内の個別貸出債権に対して将来の経済情勢を踏まえた予想信用損失(ECL)の算出を始める方針だ。金利上昇や為替変動などから受ける影響を試算し、貸倒引当金に反映させる。国内会計基準では2026年度にもECL算出適用が始まる見通しで、一部大手行はPoC(概念検証)に着手。
企業会計基準委員会(ASBJ)で議論されている基準では、コミ...
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