城南信金、神田支店を新築開店 賃貸オフィスが初の併設
2023.12.11 15:53
城南信用金庫(東京都、川本恭治理事長)は12月11日、神田支店を新築開店した。「JS 神田多一ビル」9階建てのうち2~4階が同支店。1階は飲食などの店舗区画、5~9階はオフィステナント区画となる。これまで飲食店併設の支店はあったが、賃貸オフィスの併設は初めて。
同支店は、神田駅北口から西に延びる神田警察通り(距離1360メートル、幅員22メートル)に面しており、沿道のまちづくりの取り組みである「神田警察通り沿道賑わいガイドライン」の「食・賑わいゾーン」に位置する。これに応えるため、1階には15時で閉店する営業店ではなく、にぎわいに貢献できる飲食店などの入居を予定。また、ビル5階以上にテナント企業を誘致して周辺の往来を増やし、地域の活性化につなげる。
店舗は、木目調で温かみのある内外装とし、周辺環境に配慮したデザインとなっている。同支店は建て替え前は5階建てで同じ場所に立地。全て同店が使用していた。2021年5月から仮店舗として同信金九段支店の2階に入居し営業していた。賃貸募集と運営管理はザイマックスが担当する。
延床面積 1779.84平方メートル(信金の店舗部分は各階198.46 平方メートル)。
住所=東京都千代田区内神田3丁目 22-7
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