かがわアライアンス、きれいな里海を守る! 50人で合同清掃
2023.12.11 09:58
かがわアライアンスを組む香川銀行と高松信用金庫は12月9日、高松市内にある芝山海岸で合同清掃活動を初めて実施した。両行庫の役職員約50人が、砂浜に捨てられたごみや海から流れ着いたごみなどを拾い集めた。
さまざまな分野で連携を深める両行庫は今回、地域貢献や行職員の交流促進を目的に初めて海岸清掃を企画。SDGs(持続可能な開発目標)の考えを取り入れ、海の多様な生態系や豊かな自然環境を保つ「里海」づくりを学ぶ講座も香川県の協力で行った。
香川県海岸漂着物対策活動推進員(愛称・かがわ海ごみリーダー)3人を講師に招き、3グループに分かれて活動。海岸に漂着したごみを拾い集めながら、どこから流れ着いたのかなどを考察して海ごみの問題について理解を深めた。
活動を終えた参加者は「ごみを捨てて帰る人が多いのかなと思った」「気配りしていくことが大切」などと振り返った。かがわ海ごみリーダーによる講座では、海ごみによる生き物の誤食などの問題に触れた。

香川銀の徳田学取締役は「かがわアライアンスの認知度は上がってきた。こうした活動を通して香川県を一緒に元気にできれば」と。また高松信金の橋本建造常務は「合同清掃は初めての活動。今後も継続していきたい」と話した。