アラームボックス、中京銀と提携開始 東海3県でサービス拡大へ
2021.10.06 04:45
人工知能(AI)与信管理のアラームボックスは10月6日、中京銀行と顧客紹介に関する業務提携を結んだ。銀行が同社のサービス「アラームボックス」を導入支援することで、取引先企業がわかりやすく、低コストで与信管理できるようにする。
サービスは、SNSや口コミサイト、ブログなどあらゆるオンラインデータをリアルタイムで収集・解析し、信用状況に関わる警戒度の高さで3段階に分類した「アラーム情報」を発信する。企業は、新規取引先の信用調査や、取引先の継続的な信用管理に活用できる。
コロナ禍により、オンライン化などで取引先の情報が得にくくなっている一方、経済活動の停滞で取引先の「連鎖倒産」のリスクも高まり、与信管理の重要度が増している。連携先は合計14金融機関になった。既に大垣共立銀行、百五銀行と提携を結んでおり、東海三県でサービスを拡大していく方針。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- おくやみ 濱詰健二氏が死去 小浜信用金庫理事長
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力
- 中企庁、成長企業の人材課題解決 中小機構が3事業本格化
- 東海東京FHD、地域銀と合弁証券好調 預かり資産3兆円突破