岡山財務事務所、承継支援の地方創生セミナー 金融機関など110人参加
2023.12.06 19:27
中国財務局岡山県財務事務所は12月6日、中国経済産業局と事業承継支援を後押しする地方創生セミナーを開催。17金融機関の64人に加え、商工団体、地方公共団体など総勢約110人が参加した。金融庁が推進する事業者支援態勢構築プロジェクトの一環。
岡山財務事務所の小田川浩二所長は、「地域経済を維持するには、中小企業の存続は必要不可欠。地域の支援機関が連携して事業承継をサポートすることで、経営資源を次世代に引き継いでいく」と挨拶した。

セミナーは第三者承継を軸に、事業承継コンサルティングのココホレジャパンとSoFunせとうちの2社が講演し、それぞれが取り組んだ案件を解説。このほか、岡山県事業承継・引継ぎ支援センターも具体的な支援事例を交えて説明し、金融機関と事業承継のポイントなどについて情報を共有した。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%