福岡ひびき信金、大学生が新規事業提案 取引先の課題解決へ
2023.12.04 20:05
福岡ひびき信用金庫(北九州市、井倉眞理事長)とひびしんキャピタルは12月4日、北九州市立大学でビジネスプラン発表会を開催した。大学生とタイアップして取引先企業へ新規事業策を提案し、経営課題の解決を目指す。
同発表会には、同大学と九州国際大学から各2チームが参加。2023年度は、障がい者福祉事業を運営するMIRAI(東京都)に新規事業策を提案した。7月に続き2回目のテーマは、「施設に入所している障がい者を対象とした自立支援ビジネスモデルの構築」について発表した。
最優秀賞は、北九州市立大からコッペパンチームの「大病院での施設買い・施設内就労と企業のデジタル業務に関する施設内就労」が選ばれた。病院の人手不足解決と利用者の能力を最大限発揮できる環境を生かした事業を提案した。MIRAIの大住智也代表取締役は「病院での就労という着眼点にとても感心した」と講評した。
井倉理事長は、「お客さま同士が交流することでビジネスなどが生まれてきた。実践で学ぶことができる良い機会となってほしい」と話した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 西京銀、口座開設効果で給振1000件 サービス拡充、流出防ぐ
- 七十七銀宇都宮法人営業所、東北へのつなぎ役に徹する 開設2年で融資170億円
- 三菱UFJ信託銀、低コストPEファンド 1~4号累計で900億円
- 加藤金融相、信用金庫の資本基盤は「総体として安定」
- 都銀、貸出金利引き上げ先行 地銀上回る月も
- 金融庁、サステナ情報開示義務化 SSBJ基準適用
- 肥後銀、「オペレジ」確保を高度化 勘定系バックアップ平日稼働
- しんきん共同センター加盟235信金、「AIスコア」導入へ マネロン対策を底上げ
- ひろぎんHD、女性登用へ階層別研修 役員面談で意識改革