YMFG、ブランド共感へ新CM 地域の可能性に思い巡らす
2023.12.01 18:52
変化するのは当然で、変化を目的とするのではなく、地域の未来のために変化するーー。山口フィナンシャルグループ(YMFG)は、新CMで変化にさらされながらも挑戦を続けるリアルな同社社員の姿勢を表現した。
ブランドコミュニケーションとして始めたCMの第1弾は若い男女(ユズとイノリ)を主役に2本で構成。挑戦する場を探す若者の姿から地方の意味を問い直した。
今回の第2弾はユズがYMFG社員として働く姿から、変化しなければと焦る主役と、いい刺激を受けて変化に適応する先輩を描いた。「地域とともに生きるYMFGだからこそ地域で生きる意味を改めて問い直し従来の地域という概念を超えて進む姿を示した」(古堂達也総合企画部長)。
「納得できないのか。修正しなさい」。ユズを𠮟責する場面を演じたのは山口銀行本店営業部の役席者だ。ロケ班が訪れた際、監督の目に留まり、発声させられ、急きょ抜擢された。エキストラとして社員約60人が参加。本店社屋や近くの交差点で撮影した。「YMFG社員が一丸となって制作に取り組み、リアリティーある社員の姿が表現できた」(CM制作を担当した竹内沙貴さん)。
新CM完成発表会には、主役のユズを演じた青木柚さんは、「地域や地域金融機関の無限の可能性を肌で感じることができた」とビデオメッセージを届けた。「地域の可能性、地域で暮らす自分自身の可能性に思いを巡らすきっかけとして、メッセージが多くの方に届けば」と古堂氏は期待する。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト