川崎信金、宮前区のセミナー協力 高齢化社会への備え解説
2023.11.28 19:07
川崎信用金庫(川崎市、堤和也理事長)は11月28日、地域包括支援センタービオラ宮崎が主催した「権利擁護講座」に協力した。同市宮前区の福祉パルみやまえで開催され、同信金職員が参加者約20人に対して高齢化社会における金融取引への備えを解説した。
登壇したのは、お客さまサポート部の吉田英和さん。「~将来に備えるお金のこと~」をテーマに、高齢化社会のなかで認知症のリスクなどを解説。「事前の備えが非常に重要」と話し、対策として任意後見制度の活用を説明した。
後半は宮前区あんしんセンターの吉田幸平さんが「成年後見制度について」を講義。本人に頼れる親族などがいない場合でも、「弁護士なども後見人になれる。制度を活用したい場合は、あんしんセンターに相談に来てほしい」と語った。