川崎信金、宮前区のセミナー協力 高齢化社会への備え解説
2023.11.28 19:07
川崎信用金庫(川崎市、堤和也理事長)は11月28日、地域包括支援センタービオラ宮崎が主催した「権利擁護講座」に協力した。同市宮前区の福祉パルみやまえで開催され、同信金職員が参加者約20人に対して高齢化社会における金融取引への備えを解説した。
登壇したのは、お客さまサポート部の吉田英和さん。「~将来に備えるお金のこと~」をテーマに、高齢化社会のなかで認知症のリスクなどを解説。「事前の備えが非常に重要」と話し、対策として任意後見制度の活用を説明した。
後半は宮前区あんしんセンターの吉田幸平さんが「成年後見制度について」を講義。本人に頼れる親族などがいない場合でも、「弁護士なども後見人になれる。制度を活用したい場合は、あんしんセンターに相談に来てほしい」と語った。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%