大分信金、女性活躍推進で意見交換会 キャリア形成支援
2023.11.16 19:02
大分信用金庫(大分県、木村浩樹理事長)は11月16日、本店で女性活躍推進で意見交換会を開催した。
主催は女性活躍推進委員会。女性職員が性別による役割を意識せず、渉外担当者や管理職を目指すなど今後のキャリアを考えてもらうのが目的。全女性職員を対象に、リアルと各営業店をズームで結んだオンラインのハイブリット型で62人が参加した。
支店長経験がある業務部の森喜光次長が、営業店で女性の得意先担当者と仕事した体験を踏まえて、職員に期待する点などを講話。森次長は「女性渉外という言葉自体がナンセンス。男性、女性で区別したことはない。職員一人一人が個の魅力を最大限引き出すことが大事」と話した。
その後、女性得意先担当者として活躍する津久見支店の岩尾真樹子推進役と萩原支店の甲斐瑞保さんと参加者で意見交換を実施。「どのタイミングで融資業務に興味を持ったか」「やりがいを感じたこと」など参加者から事前に集めた質問に答えた。
女性活躍推進委の委員長を務める本店営業部の亀井裕子主任推進役は、「今日の意見交換会で何かを感じたり、きっかけになってもらえれば」と話した。