九州経産局、中小企業の経営改善へ 支援機関に施策紹介
2023.11.14 12:13九州経済産業局は11月13日、熊本市内で九州財務局や福岡財務支局などと共催して「中小企業活性化フォーラム ~ウィズ/ポストコロナ時代の経営改善・事業再生~」を開催した。中小企業の経営改善や事業再生に向け、支援機関に施策の浸透をめざす。
同フォーラムは対面とオンラインのハイブリット形式で、約300人が参加した。今回は関係機関の支援力向上を目指したプログラム。基調講演は、金融庁監督局銀行第二課地域銀行監督調整官の髙岡文訓氏が「中小企業支援における金融機関の役割について」。中小企業庁事業環境部金融課企画官の茨木衛氏は「中小企業の資金繰り・再生支援」をテーマに話した。
また、神奈川県中小企業診断協会の井上真伯監事が「収益力改善支援の実務指針は何をもたらすか・もたらせるか」と題して、「事業者の小さな予兆を見逃さず、声を真摯に聞いてほしい」と支援機関や専門家への期待を述べた。そのほか、ふくおかフィナンシャルグループが中小企業の事業再生事例を紹介。「震災・水害・コロナからの復興 ~事業再生のポイント~」のトークセッションを行った。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 西京銀、口座開設効果で給振1000件 サービス拡充、流出防ぐ
- 七十七銀宇都宮法人営業所、東北へのつなぎ役に徹する 開設2年で融資170億円
- 三菱UFJ信託銀、低コストPEファンド 1~4号累計で900億円
- 金融庁、信金・信組の顧客属性調査 年齢と預金額把握へ
- 新潟県信組と興栄信組が合併、2026年11月に 基盤拡充と効率化
- 金融庁、サステナ情報開示義務化 SSBJ基準適用
- 都銀、貸出金利引き上げ先行 地銀上回る月も
- J-FLEC、テレビCMに鈴木愛理さん起用
- ひろぎんHD、女性登用へ階層別研修 役員面談で意識改革
- 【ニッキン70周年企画(1)】三井住友FG、「オリーブ」開発のキーマンにインタビュー