ちょっと一言 お笑い芸人 高田ぽる子さん

2021.10.01 04:00
インタビュー
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歌と紙芝居の芸で注目 都内の窓口増やして

1人芸のトップを争う「R‐1グランプリ」で、芸歴2年目にして初出場ながら最年少で4位に輝く。歌と紙芝居を使った独特な芸風が、テレビや舞台で注目を集めている。


生まれは北海道。学生時代に参加した劇で女優に魅力を感じ、道内の俳優養成専門学校へ進学。「マルチに活躍できるタレント」を意識するようになり、学校主催のお笑いオーディションを受け、現在のマセキ芸能社のマネジャーに出会う。そこで「タレントになるなら、芸人か女優に絞った方が良い」と言われ、特技を生かせるお笑い芸人の道に絞り込んだ。


芸名の「高田ぽる子(本名=高田侑奈)」や着用するTシャツは小学生のころから大好きな”ブタ”が由来。芸風はリコーダーと紙芝居を組み合わせる「うた紙芝居」。女優を目指していた頃に鍛えた歌唱力や演技力を発揮し、歌いながら紙芝居のように”ネタ”を展開する。ユニークな絵や小道具も独自の世界観を引き立たせ、観客の笑いを誘う。


ありきたりにならないよう「身の回りにあるお茶―飲み物―水のようにマインドマップを制作し、面白くできないか」を考える。歌もリズムを四拍子にし、同じ言葉を繰り返すなど工夫を凝らす。


尊敬するのは、個性の強い絵で展示会を開催するなど芸術面でも活躍する野性爆弾のくっきー!さん。自身の感性を貫く芸風を見て「私もぶれない姿勢を持ち続けたい」と語る。


現在は所属事務所が主催するお笑いライブ「ライラックブルー」に毎月1回出演中。当面の目標は「単独ライブを開催して、お客さんを楽しませ、自身も納得できるものを作り上げたい」と話す。


取引金融機関は地元の北洋銀とゆうちょ銀。給与や家賃振り込みなどメインは北洋銀。「地元の銀行を使い続ける人も多いはず。都内にもATMや相談窓口を増やして欲しい」と期待。

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