大阪府警察信組、名刺に融資相談QRコード　組合員との接点強化

大阪府警察信用組合（大阪市、森本浩久理事長）は下期から、渉外担当者の似顔絵や、融資相談フォームなどにつながるQRコードを掲載した名刺を作成し、顧客接点強化のツールとして活用している。多忙で勤務形態が多様な警察官に対して相談チャンネルを充実させたい考え。

名刺の表面には、似顔絵と担当者の携帯電話に直接つながるQRコードを掲載。似顔絵は画像加工ソフトを用いて作成し、柔らかい表情に仕上げた。

裏面QRコードは預金・融資の相談フォームにつながる仕組み。預金相談では「定期」「積立」、融資相談では「住宅ローン新規」「マイカー」「教育」などの選択項目があり、具体的な相談は文章で記載してもらう。

名刺はポケット付きのポスターとともに職域先に持ち込む。ポスターを掲示してもらうことで、訪問時に面談できなかった組合員に金融サービスを案内する。

森本理事長は「ソフトな似顔絵で担当者を身近に感じてもらいたい。名刺を手に取ってもらい、休日や休憩の際に使ってほしい」と今後の利用拡大に期待する。