北伊勢上野信金、柘植支店を移転開店、DMG森精機の複合施設に

北伊勢上野信用金庫（三重県、南部和典理事長）は11月6日、伊賀市で柘植支店と店舗内店舗の阿山町支店をリニューアルオープンした。

1992年に開設した旧店舗の老朽化に伴い移転。約4キロメートル離れた新堂駅前で、DMG森精機が建設した複合商業施設に入居した。

施設には、伊賀市の支所や図書館を併設。新店舗の建築部材や店内の椅子などの備品には、三重県産の木材を使用した。

店舗内は相談しやすさを重視し、窓口をすべてローカウンターとした。フルバンキング対応で職員は12人。渉外担当6人は、駅南にある山田支店の営業エリアも担当する。担当者を集約することで情報共有・スキルアップを進める。

山本広道支店長は、「金融サービスはもちろん、地域の課題解決の拠点として取り組んでいきたい」と語った。