大垣西濃信金、単独で初ビジネス商談会 県内外へPR機会創出
2023.11.02 19:26大垣西濃信用金庫(岐阜県、小川章理事長)は11月2日、だいしんホールで「ビジネスマッチング商談会」を初開催した。地元の魅力ある商品を県内外に広く発信するのが狙い。サプライヤー28社、バイヤー8社で計66商談を実施した。
単独での商談会は初の試みで、食品・雑貨を扱う事業者を対象に募集。信金中央金庫の協力を得て、食品・雑貨関連のバイヤーを全国から募り、総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテや老舗旅館などが参加した。
商談会は、事前にヒアリングしたサプライヤーの要望をもとにバイヤーとの面談を組み上げ、当日の商談がスムーズに行われるようにした。商品を広くPRする工夫として、会場には参加サプライヤーの商品展示コーナーも設置。今後は本部と営業店が協働して、商談後のフォローを担う。
小川理事長は「双方の成長につながる機会を創出するのが役割。新たなビジネスのアイデアが生まれれば」と語った。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 銀行界、増える億円プレーヤー 三井住友FGは17人
- 地域銀・大手信金、採用状況 地方に厳しさ 都市部の「青田買い」影響
- 政府保有の商工中金株、落札率「想定外」に懸念の声 2次入札や自己株買い検討
- 日本M&AセンターHD、地域特化型サーチファンド 複数行と年度内に設立へ
- 金融機関、「DX認定」取得拡大 55行含む110先
- 地銀、TNFD開示そろり しずおか、九州FG先行
- 地域銀、サイバー防御底上げへ 勘定系グループで連携
- 銀行界の23年度役員報酬 6割増額、平均3%上昇 大手行が伸びけん引
- 日本生命、内務職の人事制度改定 高度化する事業の担い手確保
- 金融庁、顧客本位の実践状況調査 業界共通課題洗い出し