山形信金、フードドライブで食料品など寄付
2023.10.27 18:52
山形信用金庫(山形市、山口盛雄理事長)は、役職員が家庭で余った食品を持ち寄り、天童市社会福祉協議会と山形市内のこども食堂「ほほえみ食堂」に寄付した。贈ったのはお菓子やレトルト食品、食用油などで計163キロ。本部に備蓄し賞味期限が1年を切った飲料水も提供した。
10月26日に大谷明彦常務らが天童市社福協を訪れたほか、同27日にはほほえみ食堂の新関徳次郎代表を招き同信金本部で贈呈式を行った。
ほほえみ食堂は、中学生までの子を持つひとり親世帯を対象に、毎月30組に食料品などを無料配布するフードパントリーを行っている。
大谷常務は「毎月素晴らしい活動をなさっている。活用いただければ」と述べ、新関代表は「フードドライブで頂いたのは初めて。ありがたいものをたくさんいただき、子供、お母さんたちの驚く顔が目に浮かぶよう」と話した。
同信金では、役職員の食品ロス削減・SDGs(持続可能な開発目標)意識の向上を目的に、家庭の未利用食品や生活用品などを募る「山形信用金庫フードドライブ」を2022年から実施しており、今回が2回目。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%