【おしらせ】「FIT2023」初日に8000人超が来場 27日も開催
2023.10.26 19:34.webp)
日本最大の金融ITフェア「FIT2023(金融国際情報技術展)」(主催=日本金融通信社、共催=金融ジャーナル社、後援=全国銀行協会など金融13団体)が10月26日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開幕した。初日は8185人が来場。経営課題の解決に資する最新テクノロジーの情報収集が熱心に行われた。27日まで開かれる。
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テーマは「顧客起点で目指すウェルビーイング経営」。155社が出展したブースでは、融資業務の変革やチャットボットといったソリューションやサービスに注目が集まった。初出店の企業は「予想以上の反響をいただいている」と手ごたえを感じている。セミナーは71セッション用意し、30セッションが事前申し込みで会場は満席に。定員を超えるセミナーも多く見られた。
2日目の27日には、61セッションのセミナーが開かれる。20セッションが既に会場は満席になっている。一部セミナーは会期終了後の11月10日~12月8日、後日配信を視聴できる。
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「地域創生フォーラム」が同時開催された。基調講演した金融庁監督局の岡田大参事官は、都市部の大企業人材を地方企業に送り込む「レビキャリ」の取り組みなどを解説。新型コロナウイルスの影響を受けた事業者に対するサポートの必要性も強調した。実質無利子・無担保(ゼロゼロ)融資の返済が本格化しており、次のピークは2024年4月になるとされる。岡田参事官は「(事業者への支援は)資金繰りにとどまらず、本業支援が大事になる局面に入った」と危機感を示した。午後に登壇した横浜銀行地域戦略統括部の細田順太郎部長は「地域と連携した脱炭素」の取り組みについて講演した。
27日には「事業承継フォーラム」が東京国際フォーラム・ホールCで開かれる。岩田和親・経済産業副大臣が挨拶し、基調講演には中小企業庁事業環境部財務課の木村拓也課長、FFG Successionの原田亮代表取締役、常陽銀行コンサルティング営業部の工藤一也部長が登壇する。
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