奈良中央信金、特別支援学校アート展 生徒が作品を紹介
2023.10.23 18:29
奈良中央信用金庫(奈良県、高田知彦理事長)は10月23日~11月9日、本店ロビーで「特別支援学校アート展inならちゅうしん」を開催している。高等養護学校と明日香養護学校の生徒らの作品32点を展示中だ。
11回目となる同展は、特別支援学校の生徒に継続して作品発表の場を提供することや、自分の言葉で作品をPRする機会を提供することを目的に開催。消防士の粘土細工や亀の切り絵、クジラをモチーフにしたステンドグラスの壁掛けなど多種多様な作品がロビーに並んだ。また、同信金の通帳・カードをデザインした明日香養護学校の卒業生・岸本亜矢子さんの作品も併せて展示している。
高等養護学校の西川藍さん(2年生)は、「将来の夢」をテーマに、ベースを弾く未来の自分を粘土細工で表現。西川さんは「サングラスのところを見てほしい。自分の作品が展示されると聞いたときはびっくりしたが、色々な人にみてもらいたい」と話した。

ちゅうしんボランティアクラブの担当者は「こうした機会が生徒らの自信につながると聞く。今後も続けていきたい」とコメントした。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- おくやみ 濱詰健二氏が死去 小浜信用金庫理事長
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力
- 中企庁、成長企業の人材課題解決 中小機構が3事業本格化
- 東海東京FHD、地域銀と合弁証券好調 預かり資産3兆円突破