リーテックス、スキル不足で9割が進まず 金融界のDX意識調査 

2023.10.20 16:08
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電子契約サービスのリーテックスが実施した金融界のデジタルトランスフォーメーション(DX)の意識調査で、金融機関行職員の9割以上が「DXが進んでいない実感がある」と回答した。行職員のスキル不足や組織文化などが壁となっていることが主な理由。「意識的に推進すべきという声もあり、一つ一つ課題を解決し推進していく必要がある」(小倉隆志社長)という。


調査結果によると、8割が「顧客ニーズの変化」「効率化の追求」「競争力の向上」などを背景として、DXに向けて着手。ただ実感は、9割以上が「あまり進んでいないと思う」「進んでいないと思う」と回答。


6割が今後もDXを継続的に推進していく予定としている。特に「ペーパレス化」「業務のオンライン化」「システムのクラウド化」「タスク管理ツールの導入」「AI(人工知能)の活用」などを積極的に導入・推進したいとの回答が多くを占めた。


同社は、リンクアンドパートナーズが提供する市場調査・PRサービスの「RRP」を通じて、9月29日~10月5日に都市銀行、信託銀行、地域銀行、信用金庫、信用組合、政府系金融機関の行職員1011人にインターネットで調査した。

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