よい仕事おこし実行委、那須塩原市と連携協定
2023.10.20 10:25
よい仕事おこしフェア実行委員会(事務局=城南信用金庫)は10月19日、栃木県那須塩原市と地域社会発展に向けた包括連携協定を締結した。同市を営業エリアとする大田原信用金庫(栃木県、駒場善一理事長)が窓口となり、地元の活性化や産業振興を後押しする。同実行委と県内の自治体が連携協定を結ぶのは、日光市に続き2例目。
最初の連携事業は、11月21、22日に東京で開かれる「よい仕事おこしフェア」への出展支援。那須塩原市の渡辺美知太郎市長は最近、マッチングが大事だとさまざまな面で感じているとし、「よい仕事おこしフェアに参加し、那須塩原市が持つ良いものがうまく他の地域とつながるとよい」と期待した。駒場理事長は今回の同市との連携だけでなく、本店のある栃木県大田原市にも「連携を働きかけている」ことを明らかにし、さらなるネットワーク強化に取り組んでいるとした。
城南信金の川本恭治理事長は、ご当地の名産品で作る〝地域連携クラフトビール醸造〝のプロジェクトについて話し、同市の名産が牛乳と聞き「牛乳でできるかは分からないが、同市のビールができたらいい」と話した。
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