特集 2020年7―12月の事件(上)、着服・横領19件増の45件
2021.01.29 05:00
金融機関行職員による着服や横領などの内部事件が一段と増えている。2020年7―12月は45件(本紙調査)発生し、前年同期比19件増加した。金融機関の信用・信頼が失墜する行為だけに未然防止と早期発覚の体制構築が急がれる。(▼1面参照) 業態別では、郵便局が最多の12件。次いで信用金庫9件、地域銀行7件のほか、生命保険会社、信用組合、農業協...