尼崎信金、特殊詐欺防止で連携 芦屋市内3カ店と芦屋警察署
2023.10.13 22:08
尼崎信用金庫(兵庫県、作田誠司理事長)の芦屋市内3カ店(芦屋、打出、阪神芦屋)は10月13日、兵庫県芦屋警察署と「特殊詐欺等の犯罪被害の防止に関する連携協定」を締結した。相互に協力して特殊詐欺をはじめ金融犯罪を防ぎ、地域の安心安全に取り組む狙い。
芦屋市内3カ店が一体で特殊詐欺防止などの啓発活動を実施しようと同警察署に相談したところ、今回の連携協定につながった。連携内容は、3カ店3が特殊詐欺被害や関連被害の情報入手時に同警察署への通報と対応、3カ店が行う特殊詐欺防止の研修・訓練時の同警察職員派遣など。
同日、芦屋警察署で協定締結式を開催。尼崎信金営業統括部の八木宏治執行役員部長は「地域の安全を守る強力なパートナーシップを築き、被害撲滅に努める」、芦屋警察署の田中稔充署長は「これまで以上に相互の連携を強め、1件でも多く金融犯罪の防止に取り組む」と、それぞれ語った。締結式終了後、芦屋市役所前で啓発活動を実施した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%