いよぎんHD、海事産業フォーラム開催　今治市に360人集合

いよぎんホールディングス（HD）は10月12日、海事産業関連企業の取引先を対象に「いよぎんグループPresents 日本海事産業フォーラム in今治」を今治市内のホテルで開催した。

造船所や船主、舶用機器メーカーなど海事関連企業の取引先や関係者ら約300人と、いよぎんグループの役職員約60人が出席した。

同フォーラムは、前半に三井物産（東京都）の安永竜夫会長と商船三井（東京都）の橋本剛社長、川崎汽船（東京都）の明珍幸一社長が講演。安永会長は、「現下の世界情勢と海事産業の未来について」と題し、地政学リスクの高まりやグローバルな分断が進むなかで日本の海事産業にどのような影響があるかについて説明した。

後半は瀬野汽船（今治市）の瀬野洋一郎社長や今治造船（今治市）の檜垣幸人社長ら6人によるパネルディスカッションが行われた。登壇した海事関連企業の社長らは、「愛媛の海事クラスターの更なる成長・発展に必要なこと」をテーマに質疑応答形式で議論した。

いよぎんHDの三好賢治社長は、「このフォーラムでこれまで以上にお集まりいただいた皆さまとのリレーションを深め、ネットワークもぜひ広げていただきたい」と語った。