奈良信金、奈良高専で金融教室 資産形成の重要さ伝える

2023.10.12 18:49
金融教育
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
MA(マネーアドバイザー)がライフイベントとお金について解説した。(10月12日、奈良高専)
MA(マネーアドバイザー)がライフイベントとお金について解説した。(10月12日、奈良高専)

奈良信用金庫(奈良県、菊澤竜一理事長)は10月12日、奈良工業高等専門学校で金融教室を開いた。昨年に続き2回目。2年生約200人を対象に、同信金のMA(マネーアドバイザー)がライフプランとお金の大切さなどを伝えた。


前半は、主なライフイベントにかかる費用や、生涯年収の平均額を紹介。人生で必要なお金の3億円に対し、生涯年収の平均が2億7000万円と説明されると、学生らは「足りない」と驚いていた。


後半は、資産形成の重要性とNISA制度を説明。NISA制度の紹介では、定期預金と比較した際の利点や、運用で得た所得が非課税になるメリットを説明した。その後、ライフプランシートを用いたワークショップを実施。学生が28歳の設定で収入や支出を書き出し、将来必要なお金について理解を深めた。


講師を務めた同信金の職員は「具体的な夢や目標を決めて貯蓄をしてほしい」とライフプランの大切さを呼びかけた。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

大阪・関西万博が開幕、中小・新興が「世界驚かす」 大阪拠点機関が出展支援
「最大の木造建築物」とギネスに認定された外径675メートルの「大屋根リング」(公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、大林組提供)
奈良信金、奈良市に100万円寄付 企業版ふるさと納税を活用
菊澤理事長(左)から仲川市長に目録が手渡された(3月11日、奈良市役所、奈良信金提供)
奈良信金、キャラグッズを発売 第2弾はトートバッグと缶バッジ
発売した(左から)トートバッグ「Mブラック」、「Mライトグレー」、「S」と缶バッジ(12月12日、本店)
奈良信金、モニュメントを寄贈 大和郡山市の市制70周年で
寄贈したモニュメントで記念撮影する(左から)菊澤理事長と大和郡山市の上田清市長(11月28日、大和郡山市役所)

関連キーワード

金融教育

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)