日本生命、〝万博キャラ〟丸の内に現る　社内から認知度向上へ

日本生命保険は10月10日、2025年4月開催の大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が日本生命丸の内ビル内の社員食堂にお目見えするイベントを開催した。ミャクミャクは昼食で混み合う正午と13時からの各15分間、職員へ愛嬌を振りまいた。

同社は〝オール大阪〟で出展する大阪ヘルスケアパビリオンに、スーパープレミアムパートナーとして協賛。ゲーム感覚で未来の医療を体感してもらうブースを置く。このため、本店企画広報部（大阪）内に設けたチームを23年度に大阪・関西万博推進部へ昇格。常駐10人、兼務を含むと50人体制で準備を加速した。

ただ万博自体の認知度が、近畿圏を除いてまだまだ低いのが実情。そこで盛り上がりに欠ける東京から社内周知に着手した。食堂前では「ポスターで見るよりかわいい」「尻尾がついてる」などの声が行き交い、職員による記念撮影が引きも切らなかった。

大阪・関西万博推進部の黒田拓也部長は、「多くの職員が写メを撮ったりして笑顔になってくれた。今後、回を重ねることで笑顔が広がればいい」と手応えを感じていた。