宮崎銀と県信保協、サステナ経営後押し　金利と保証料を優遇

宮崎銀行と宮崎県信用保証協会は10月6日、サステナビリティ経営に取り組む取引先に優遇金利などを適用する「みやぎんサステナ経営保証」の取り扱いを開始した。

プロパー融資と保証協会保証付融資の組み合わせで、融資金利と信用保証料をそれぞれ0.1％優遇する。同行の「SDGs経営支援サービス」を利用してSDGs宣言書を策定した企業や策定予定の企業には、さらに金利を0.1％優遇する。

サステナ経営への取り組み具合は、同行が独自に作成したチェックシートを用いて判断する。資金使途は運転資金（期間10年以内）と設備資金（同20年以内）で、金額は500万円以上3億円以内。同行は「みやぎんESG経営目標」を公表しており、2025年度までにESG関連投融資新規実行額を累計1500億円とする目標を掲げている。