千葉県信保協、幕張にサポートセンター　相談体制を強化

千葉県信用保証協会（山口新二会長）は10月3日、幕張サポートセンターの開所記念セレモニーを開き、県の関係者など約30人が参加した。

同センターは、本店(千葉市中央区)、松戸支店（松戸市）に次ぐ3番目の拠点として、10月2日に千葉市美浜区の幕張テクノガーデンに新設した。本店にあった創業や経営支援などを担当する成長サポート部（33人）を幕張に移転。高速道路のインターチェンジも近く、県内各地の企業への訪問に力を入れる。

JR海浜幕張駅近くに立地し、創業などの相談に来る来所者の利便性も向上。周辺には千葉県産業振興センターなど中小企業の支援機関も多く、連携が図りやすくなることから企業支援を一層強化していく。

同センターには相談ブース三つとミニセミナーが開ける会議室を設置。執務室内には職員が企業や各種支援機関とオンライン会議ができる専用ブースも三つ設け、相談体制を充実させた。

3日は、千葉銀行会長で千葉県商工会議所連合会の佐久間英利会長らを来賓に招き同センターでセレモニーを開催。同協会の山口会長は「物価高や人材不足など企業を取り巻く環境が厳しいなか、中小企業の支援機関と連携し、力を合わせ支援していきたい」と話した。