多摩信金、小学校に金融の書籍寄贈 子を持つ職員が選定

2023.10.03 19:09
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贈呈式に臨んだ金井理事長(右)と大坪市長(中央)ら。同信金キャラクターのリスルも参加(10月3日、日野市役所)
贈呈式に臨んだ金井雅彦理事長(右)と大坪冬彦市長(中央)ら。同信金キャラクターのリスルも参加(10月3日、日野市役所)

多摩信用金庫(東京都、金井雅彦理事長)は、12月の創立90周年を記念して多摩地域の小学校にお金の大切さを学べる書籍を寄贈。その第1弾として日野市内の小学校17校にそれぞれ20冊を、同信金キャラクターのリスルにちなみ「たましんRISURU文庫」と銘打って寄贈。10月3日に同市役所で贈呈式を開いた。


同信金は、子供を持つ職員が中心となり、子育て世代向けのウェブマガジン「たまちっぷす」を運営。職員が記事作成で図書館を訪れた際、金融に関する児童書が少なく「子供に暮らしや心が豊かな人生を送ってほしい」と、本の寄贈を発案した。


本の選定も子育て中の職員が「子供に読んでほしい」と思う本を厳選。物語から節約術や投資といったお金について学べる本まで幅広く用意した。 


同市役所での贈呈式で金井理事長は「これからの子供たちにとって、金融教育は不可欠」と話した。同市の大坪冬彦市長は「学校図書館の充実は大きなテーマだったため、素晴らしいプレゼントをいただいた」と感謝した。


同信金は、立川市や昭島市など多摩の9自治体98校に本を寄贈していく予定。

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