北都銀と荘内銀、風力発電所の建て替えにPF
2023.09.29 20:35フィデアホールディングスの北都銀行と荘内銀行は9月29日、ユーラスエナジー西目が秋田県由利本荘市西目地区で展開する風力発電事業「ユーラス西目ウインドファーム」の設備建て替えにプロジェクトファイナンス(PF)を組成した。総額は約104億円で、北都銀と荘内銀はそれぞれ39億円融資する。
同社は、同地区に風力発電を15基を設置し、2004年11月に運転を開始。約20年が経過したが、引き続き豊かな風資源を有効活用できるとみて、建て替えを実施する。これにより、一般家庭約2万2000世帯分の電力が賄える見通し。風力発電の固定価格買い取り(FIT)は最長20年間だが、リプレースによりこれを再設定する〝再FIT〟を目指す。
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