三条信金、「年金寄席」を初開催 抽選で1000人招待
2023.09.27 20:53![こん平師匠らの思い出を語るたい平師匠(9月27日、三条市体育文化会館)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2023/09/名称未設定-1-5.webp)
三条信用金庫(新潟県、白倉徳幸理事長)は9月27日、同信金で年金を受給している顧客を対象に「さんしん年金寄席」を初開催した。人気テレビ番組「笑点」で知られる落語家の林家たい平師匠と弟子が出演した。
まず、林家たい平師匠の長男・林家さく平さんが、前座として古典落語の「転失気(てんしき)」を演じた。続いて三味線漫談家の林家あずみさんが、自身の3人の甥とのやり取りをユーモアを交えて語った。「長崎さわぎ」や「かっぽれ」の唄を披露した。
トリを務めた、たい平師匠は、師の林家こん平師匠や、桂歌丸師匠らの思い出を語った。また、酔って自宅に帰るサラリーマンの悲哀をコミカルに表現した噺(はなし)で、会場を沸かせた。
今回の寄席は2000人を超える応募者から、抽選で選ばれた1000人が参加。白倉理事長は「笑顔は健康をもたらす効果もある。抽選に落ちた人の分も楽しんで頂きたい」などと挨拶した。
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