福岡ひびき信金、北九州市立大と連携 地域活性化めざす
2023.09.25 19:14
福岡ひびき信用金庫(北九州市、井倉眞理事長)とひびしんキャピタルは9月25日、北九州市内で北九州市立大学地域共生教育センターと包括連携協定を締結した。3者の持つノウハウを活用し、地域の活性化に取り組む。
同センター〈通称:421Lab.(よんにーいち・らぼ)〉は、2010年4月に開設。地域の課題解決に取り組む組織で、約470人の学生が在籍する。直近の実績は、子ども食堂の支援や防犯・防災プロジェクトなどがある。
連携内容は、①地域の活性化②産学金連携による人材育成――など。現在、同信金独自の地域情報誌「Catccha(きゃっちゃ)」を学生と作成している。24年2月の発行に向け、取引先2社の紹介や地域情報を掲載する予定で、学生が取引先企業にインタビューした。冊子だけでなく、ウェブでも閲覧できるようにする。
井倉理事長は「地域活性化という同じ目的に向かって、連携して取り組んでいきたい」と話した。