釧路信金、植物由来の通帳入れ CO2排出量を削減

2023.09.14 17:18
脱炭素
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
環境負荷を軽減するフィルムを使った通帳ケース(釧路信金提供)
環境負荷を軽減するフィルムを使った通帳ケース(釧路信金提供)

釧路信用金庫(北海道、森村好幸理事長)は、預金口座を持つ顧客に渡す通帳ケースを、環境負荷が小さい植物由来成分や無機物を原料に含むフィルム製に変更した。従来の塩化ビニールフィルム製の在庫が無くなる10月ごろから順次、新ケースに切り替える。


原料の約8%をパーム油やひまし油、約5%を炭酸カルシウムに置き換えた。製造時に石油資源の使用を減らし、燃焼する際の二酸化炭素(CO2)排出量が抑えられる効果がある。


8月30日に全18カ店へ納入された。通帳ケースは全店で年間約1万枚を配布している。2020年3月に制定した「SDGs(持続可能な開発目標)宣言」に基づく取り組み。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

人事異動 釧路信用金庫(2024年4月1日)
エフアンドエム、補助金活用でセミナー開催 中小企業経営者などが参加
釧路信金、役職員にBCP研修 東日本大震災の経験学ぶ
BCP研修に参加した役職員ら(3月8日、釧路信金本店)
北海道内金融機関、ラピダス進出に熱視線 道内総生産11兆円押し上げ
ラピダスの半導体工場の完成模型を披露する(左から)ラピダスの東哲郎会長と小池淳義社長、北海道の鈴木直道知事、千歳市の横田隆一市長(9月1日、北海道千歳市)

関連キーワード

脱炭素

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)