女性で初めて国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子さんは、生前、日本の多様性に対する感性不足を危惧していた。「ほかの国や人々との違いを尊重して、そこから学ぶ機会を自ら閉ざしてきたのではないかとさえ思う」(聞き書・緒方貞子回顧録、岩波現代文庫)と述べている▼障がい者スポーツに学ぶところは多い。パラリンピックで日本が銅メダルを獲得した車イスラグ...
この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。
有料会員の申し込み
無料会員でのご登録