筑後信金、DX化推進企業を発信 久留米市と連携
2023.09.12 19:07
筑後信用金庫(福岡県、江口和規理事長)は、久留米市と連携し、デジタルトランスフォーメーション(DX)化に積極的に取り組む企業の情報発信に力を入れている。同市のDXに関するホームページや、筑後信金と久留米大が編集し発行する経済情報誌「ここんにき」で発信する。
筑後信金と久留米市が共同企画する「DX情報発信事業」の一環。企業情報の取材先は筑後信金と同市が、市のDX促進補助金の利用先から、タクシー業の安全タクシーグループと農業法人のカラーリングファームの2社を選定。取材は9月11、12日に久留米大の学生がインタビュー形式で行った。
12日には、久留米大の3年生3人がカラーリングファームの楢原憲一社長にインタビューを実施。補助金を活用した受注・製造・出荷のデジタル化やDX化による従業員の意識変化などについて質問した。
インタビューの内容は11月に配信する予定。筑後信金の担当者は「インタビューをきっかけに他社にもDX化を広げたい」と語った。
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