さいしん福祉財団、ヤングケアラー支援などへ100万円寄付
2023.09.07 18:26.webp)
埼玉県信用金庫(埼玉県、池田啓一理事長)が設けた公益財団法人さいしん福祉財団(橋本義昭理事長=埼玉県信金会長)は9月6日、子どもの居場所づくりやヤングケアラーを支援する「こども食堂・未来応援基金」に寄付金100万円を贈呈した。
厚生労働省や埼玉県の調査によれば、家族の介護などを日常的に行っているヤングケアラーは20~25人に1人。こうした現状を踏まえ、同財団は2022年7月に「ケアラーを支援するための協働に関する連携協定」を同信金、県、埼玉県社会福祉協議会(県社協)と結んだ。
同財団は1997年以降、介護者リフレッシュ旅行を通算140回実施し、延べ5424人が参加。橋本理事長は「これからも各地の社協の協力を得て継続したい」という。県社協の上木雄二副会長は「今後も福祉の輪を広げていきたい」と挨拶した。