群馬県信金協、新入職員フォローアップ研修 4年ぶり集合形式

2023.09.06 11:34
人材育成
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「マスク越しでは前歯8本が見えるくらいの笑顔が必要」と実践的な指導を受ける受講生(9月6日、群馬県JAビル)
実践的な指導を受ける受講生(9月6日、群馬県JAビル)

群馬県信用金庫協会は9月6日、群馬県JAビルで第10回「新入職員フォローアップ研修」を開催した。県内7信金の新入職員87人が出席して、コミュニケーションスキルの基本を振り返り、「自分の育成プラン」作りにも取り組んだ。


研修は、各信金の新入職員研修で学んだビジネスマナーなどの復習が狙い。今回は「他信金の新入職員と対面交流したい」との要望に応じて、コロナ禍を経て4年ぶりに集合研修を復活した。スタートから5、6人単位のグループに分かれて受講。講師は「楽短研修研究室オフィス・F」の山本富士美代表を招いた。


午前中は「コミュニケーションスキルを磨こう」をテーマに〝雑談力〟と電話応対に役立つアクティブリスニング(積極的傾聴)や「バックトラッキング」(復唱)の技術を学んだ。さらに営業力アップや謝絶する際にお勧めの話法も伝授。受講者もロールプレイングで体験した。


午後は「自分の強みを知る」をキーワードに自分自身の〝タイプ診断〟に挑戦し、各自が過去の成功・失敗体験を語り合った。その後、グループワークを通じて自分が気付いていなかった適性の再発見に取り組んだ。最後に自分のキャリアプランなどを記入する「自分の育成プラン」を作成し、グループごとに発表した。


講師の山本代表は「自分の良さに気付き、地元の同世代で人脈を築く好機にしてほしい」と話した。

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