三重県内地銀、処理水影響先を支援 全国上位の産出額産業守る

2023.08.31 19:23
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三重県内の地方銀行は、東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質を含んだ処理水の海洋放出を受け、影響を受ける取引先を支援する。全国上位の産出額を誇る三重県の海面漁業・養殖業を守るのが狙い。相談窓口や特別融資商品の扱いを8月31日に発表。


百五銀行は8月31日、三十三銀行は9月1日から特別融資商品の取り扱いを開始。対象は処理水の海洋放出で経営や資金繰りに影響を受ける事業者。金利は1.45%以上。金額は無担保で8000万円以内、有担保で2億円以内。期間は、百五銀が1年以上7年以内、三十三銀が7年以内。


百五銀は8月31日から全営業店で相談窓口も設置。同行は「観光業や飲食店にも影響は広がりうるため、幅広い事業者の課題解決につなげる」と話す。

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