熊本信金、オリジナルキャラお披露目 地域に愛される存在へ
2023.08.29 18:48
8月29日に創立100周年を迎えた熊本信用金庫(熊本市、井星伸一理事長)は同日、オリジナルキャラクターのお披露目式を開催した。100周年事業の一環で制作し、地域への感謝の思いを伝えるとともに認知度向上を狙う。
オリジナルキャラクターは、熊型の妖精「モーリー」と熊本県の県鳥であるひばりをモチーフにした「バーリー」。キャラクターのコンセプトには、熊本や金融機関らしさなどを詰め込んだ。
モーリーのカラーである青色は信頼感を表し、足音はお金の音である「チャリンチャリン」と鳴る。バーリーの趣味は貯金という設定で、困っている人がいたら助けることもあるという。
同日、井星理事長から「ふれあいアンバサダー」任命書を授与されたキャラクターは今後、各営業店を訪問して地域住民と交流する。また、通帳やキャッシュカード、ローン商品などのチラシに登場。4月12日から熊本市内を走行する熊本市交通局の路面電車にもデザインが施されている。
オリジナルキャラクターの制作に携わった御幸田迎支店の上田理紗子さんは、「推しポイントは、モーリーの洋梨型の形。作成に携わることができて、とても嬉しい。多くの方に愛されるキャラクターになってほしい」と期待する。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力