フィデアHD、ゼロカーボンへ寄付 芙蓉リースグループと共同で

2023.08.29 18:36
寄付 脱炭素
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秋田風作戦の佐藤会長(中央)に目録を贈る、フィデアリースの髙橋均社長(左)と芙蓉オートリースの亀井副社長(8月29日、秋田市)
秋田風作戦の佐藤裕之会長(中央)に目録を贈る、フィデアリースの髙橋均社長(左)と芙蓉オートリースの亀井潤副社長(8月29日、秋田市)

フィデアホールディングス(HD)のフィデアリースは、8月31日に芙蓉総合リースと芙蓉オートリースが展開する「芙蓉ゼロカーボンシティ・サポートプログラム」に共同で取り組み、秋田風力発電コンソーシアム秋田風作戦(秋田県)と、やまがた森林と緑の推進機構(山形県)に寄付を行う。


同プログラムは、電気自動車(EV)や再生可能エネルギー・省エネルギー設備機器などの導入をリースで行った場合、契約額の0.2%相当額を導入企業との連名で、ゼロカーボンシティの推進に寄与する財団法人やNPO法人などに寄付するもの。秋田県では北都銀行を含め9社が契約し10万2842円、山形県では荘内銀行含め18社が契約し13万8637円を寄付金として捻出。寄付を受けた団体は、脱炭素化や排出量実質ゼロに向けた取り組みを推進していく。


8月29日に秋田市で贈呈式を開催。芙蓉オートリースの亀井潤副社長は「秋田県では2022年度に開始し、EVなど17台の導入につながった。気候変動の緩和へ役に立てるよう寄付活動を続けていきたい」、秋田風作戦の佐藤裕之会長は「風力発電設備の大部分が海外製で、補修やメンテナンスに多大なコストが見込まれる。風力のパイオニアである秋田県で、発電だけでなく部品製造などの産業育成に資金を活用し、カーボンニュートラルを加速していく」と語った。

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