日本公庫の福岡地区取引先組織、藪中氏招き4年ぶり講演会
2023.08.23 19:25
日本政策金融公庫福岡支店と取引のある中小企業経営者の会「中小企業福岡懇話会」(会員数316社)と、同公庫北九州支店の取引先で組織する中小企業北九州懇話会(会員数100社)は8月23日、福岡市内のホテルで4年ぶりの定期講演会と懇親会を開催した。福岡県の江口勝副知事や中澤亨福岡財務支局長、福岡県内地方銀行の役員など来賓を含めて約180人が出席した。
当日は福岡懇話会の代表幹事であるふくや会長の川原正孝氏が開会あいさつ。続いて、日本公庫の米田健三本部長が「懇話会は当公庫の宝物。多くの方々に集まっていただきありがたく思う」と話した。
講演会では、元外務事務次官の藪中三十二氏が「世界情勢の行方 日本が進むべき針路とは」をテーマに講演。5月開催のG7広島サミット、日本の最大の課題である安全保障や中国との関係、ロシアによるウクライナ侵攻などについて話した。
第2部の懇親会では来賓として、江口副知事、中澤福岡財務支局長、九州経済産業局産業部長の秋吉英治氏がそれぞれ挨拶。地方銀行からは福岡銀行、筑邦銀行、西日本シティ銀行、北九州銀行の役員が参加した。
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